東野圭吾の小説を淡々と紹介するブログ

ブログの名のまんまです

分身、SFでありながら現実的な小説

 

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自分の出生を調べていくうちに解明されていく医療ミステリー。東野圭吾だから書けてしまう、すらすら読めるミステリーです。

 

あまり注目されていない作品ではあるものの、1番おもしろいと思う作品でした。隠れた名作品です。

赤い指、現在の高齢化社会を表したごく普通な家庭の殺人事件

 

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表紙は上手く表現されているでしょう。

アルツハイマーになってしまった老人。その家庭に降りかかった不幸の物語。

 

しかし、このような家庭は現在の社会ではごくごく当たり前なのかもしれません。介護がどれほど難しいものなのか。

社会とはなにか。そんなことを考えさせられます。

 

 

 

さまよう刃、復讐はなにを生むのだろうか?

 

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映画化もされている人気作。

父親の立場から見るとごく自然の行動なのかもしれません。しかし、日本は法治国家

 

復讐は認められません。しかし、心情を察すると。

心が痛くなる作品でありながら、先が気になる展開が終盤はすごい。

おすすめです。